淡路島で子ども二人と車中泊しながら考えたこと

今年も恒例となった娘と私で車中泊の旅行をしてきました。

もともとは、旅行に行くのが目的ではなく妻が仕事に出かけているのでその間の暇つぶしが目的でしたが、5年前からは毎年車中泊で旅行へ行ってます。

海や公園で遊んだり、ハーブ園で香水や石鹸作りを体験したり、全て5年前とは違って、子ども達だけで参加したり、工夫したりして遊ぶようになりました。

全てが楽しい思い出ですが、一番の思い出は夕食。何を食べようかと相談し、回転寿司に行くことになりました。あまり外食しない我が家ですが、たまに回転寿司に行くときも一皿100円の回転寿司ばかりです。

でも、初めて行く淡路島ではお店の情報もなく、とりあえず見つけた回転寿司に入りました。

テーブルに付いて皿の説明文をみて、ちょっと高いことに気づいてビビりましたが、久しぶりの回転寿司で大喜びの子ども達にはそんなことは言えないので、覚悟を決めて食べることにしました。

ハイテンションで、皿をとって食べ始めた子ども達でしたが、2枚目の皿を取った時に、上の娘が皿の柄が違うことに気付き、壁に付いている皿の説明を読みました。そして、小声で私に

「父ちゃん、このお店お皿によって値段が違うよ。いいの?」

と、不安げに聞きます。私が

「大丈夫、たまにはいいよ。父ちゃんの秘密の財布があるから、心配しなくていいから好きなものを食べな」

と言うと、ちょっと安心した感じで、また食べ始めました。それでも、高めの皿を取るときには毎回

「これ食べてもいい?」

と聞くので、

「いいよ」

と言うと、嬉しそうに皿を取ります。そして、子どもらしい満面の笑みで食べます。うちの娘達は、おいしいものを食べるときの「美味しそうな顔」の天才です。この世で一番美味しいものを食べているような顔をして食べます。

でも、高級な皿に乗っている2個のうち1個を食べるとさりげなく

「もう1個父ちゃん食べて」

と言います。私が

「いいよ、Hannaが食べなよ」

と言っても

「1個でいいの。他の食べたいで」 

などと言ってくれます。

まるで昭和の貧乏人ドラマのワンシーンのようなやりとり。。。

子どもに気を使わせてしまう自分の稼ぎの少なさや、ケチケチで普段生活していることに申し訳ない気持ちで涙が一粒。そして、こんなにも気遣いができて優しい子に育ってくれている娘に涙がふた粒こぼれそうになりました。

親が子どもに心配をかけるのはよくないことかもしれませんが、それよりも親が子どもに見栄を張って現実を知らずに育つ事の方が良くないことだと思います。むしろ親は子どものためにあえて恥をかくくらいでよいと思っています。 

美味しい寿司を食べて思わず、満面の笑みになる子どもらしさと、父を気遣い寿司を一つくれるおとなびた一面を持つ小学4年生。。。もう、たまらなく可愛くて愛おしい。

そして、そんな父娘の機微はお構いなしに、ただただ無邪気に大粒のいくらを頬ばりながら子供らしくはしゃぐ小学1年生も、たまらく可愛くて愛おしい。

こんな娘たちと、自分が働いているのに遊びに行かせてくれる妻と家族である自分がとてつもなく幸せであることを、改めて感じることができた今年のGW車中泊でした。

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