恐怖のお手伝いさん


Hannaは、今、とにかく何でも自分でやりたい、ひとにいろいろやってあげたい、年頃になりました。

基本的にはとてもかわいらしいのですが、時間に余裕がないときなどはちょっと恐怖です。

食事を終えて、遊びはじめたのを確認し(こっそり)茶碗を洗い始めると・・・
「Hannaちゃんが、洗ってあげる〜」

風呂の掃除をはじめると・・・
「Hannaちゃんが、お風呂掃除してあげる〜」

洗濯物を干しはじめると・・・
「Hannaちゃんが、干してあげる〜」

風呂から出て体を拭いてあげてると、途中で逃げ出し、私のパンツやパジャマをタンスから引き出してきて・・・
「はい、どうぞ」(自分は裸)

最後には、
「父ちゃんのボタンしめて上げる」と、言って私を座らせ、ボタンをしめてくれます。

時間にも心にも余裕があるときは、Hannaにやってもらって、「すごいねぇ、どうもありがとう」と言えるのですが、平日の朝などはどうしても、時間がないからダメ!と言ってしまうことが多いです。
そんなときはたいてい「Hannaちゃんがやる〜っ!」と怒って、泣き叫び無理矢理やろうとして、最後には私も叱ってしまう、ことが多いです。せっかく自分でやろうとしているのに、本当に申し訳ないです。

まだ、ダメと言われて、ヒステリックに泣き叫んでいるときはよいのですが、最近ときどき、ダメッ!と言ったときに、「はい」と素直に返事をして我慢することがあり、小声で「Hannaちゃんがやりたかったなぁ」と言ったりします。そんなときは、ますますもって本当に申し訳ないと思います。

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