山の朝顔に励まされる( Never Ever Give Up!)

既に最低気温が5℃を下回る日が出てきた我が家では、夏の間、日よけ兼、目隠しのために台所前にあった朝顔も、ほとんど種だけになり、先週末、種を取って、ツルなどの本体は山に寄贈され(捨てられ)ました。

ところが、その捨てられたはずの朝顔の、一部残っていたと思われるつぼみが、花になりました。毎日、寒空の下、花を咲かせています。

この根性、見習わなければと思います。

 

昨今の社会の経済状況は、尋常ではありませんが、経営者があきらめたらお終いです。

オーストラリアで、ビジネススクールに通っていたとき習ったことで、実務的なことはほとんど覚えていないのですが、唯一鮮明に覚えている言葉というか画像があります。最後の授業の時に講師が配ったプリントで、今でも大切に取ってあります。Never Ever Give Up!と書かれた絵です。Googleで検索してみたら、その画像が出てきました。

http://www.wolfescape.com/Humour/NonMedPicts/NeverEverGiveUp.gif

この画像をプリントしたものを配りながら、

「もし、君たちが経営者になるのなら、この絵を決して忘れないように」

と言うような言葉で、その授業は終わりました。

 

(うちの会社の取引先の方に)誤解の無いように書いておきますが、一応、まだ上記の蛙のような状況ではありませんので、安心してお仕事を下さい(笑)。ラクでもありませんが・・・。

(一般論として)何事にも最後まであきらめないことが重要であるという趣旨で書きました。ちなみに、マルイ不動産の小原社長は、そのことを「執念」という言葉で、著書や講演で言われています。

 

我が家の朝顔に、執念を感じました。

町民運動会

今日は、町民運動会でした。小学校区の8町内の対抗で行われる運動会には、引っ越してから6回目の参加です。

 

この運動会で毎回驚くというか、スゴイと思うのが、中馬馬子唄ばやしにもの凄い人が参加することです。女性と中学生以下の子供が参加するのですが、ほとんど全員が出ます。200人(?)くらいのひとが全員踊れると言うだけでもすごいし、みんなが参加するのがスゴイです。地元で生まれ育った人たちは、保育園の時からずっと習って、踊れるようになっているのですが、うちの妻のようによそから引っ越してきた人(主に嫁に来た人)も、ちゃんと踊るところがスゴイです。毎年感動します。

 

あと、すごいことではないのですが、毎年思うのは、綱引きは大変だということです。なぜか綱引きは頑張りすぎてしまいます。頑張りすぎると、至る所にダメージをくらいます。綱で擦れて、手のひらと脇腹あたりが痛くなります。あと、腰も痛くなります。腕も痛くなります。

毎年、綱引きはある程度セーブして体を痛めないように、と思うのですが、なぜか毎年頑張りすぎます。今年も、手のひらが痛いです。脇腹も痛いです。明日の朝には、筋肉痛で腕や脚も痛くなることでしょう。

 

運動会終了後は、町内で慰労会が開かれます。勝っても負けても、酒の進む楽しい会です。今年からHannaも参加しました。子供達は、中学生から保育園までみんなで遊んでくれているので、大人達は安心して飲んだくれます。だいぶ子供の数は少なくなりましたが、古き良き時代が少しは残っています。

 

また、今回は町内の猟師さん(?)の計らいで、イノシシの足4本が提供され、スミで焼いて食べました。これも、都会では味わえない体験です。

 

 

役員になるとめちゃくちゃ大変ですが、役員でないと運動会は楽しいイベントです。

【本の感想】ガセネッタ&シモネッタ(米原万里)

ロシア語通訳の第一人者である米原万里さんのエッセイです。

何年か前に「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」を読んで以来、米原さんのファンとなり、テレビなどにコメンテーターとして出演されたりするのも楽しみに見ていました。残念ながら、2006年に56歳の若さで、ガンで亡くなられました。

 

同時通訳者としての苦労話から、下ネタまで、どれもおもしろくて、一気に読めてしまいました。

同時通訳をしているときに、「他人のフンドシで相撲を取る」というような文化的背景を知らないと説明できないような表現が出てきたの場合、とっさにどのように訳すべきか、なんて言うのは実にプロフェッショナルな説明でありつつも、フンドシをはき続ける父親の話もあったり、硬軟織りまぜられています。

 

 

保育園最後の運動会と保育園最初の運動会

土曜日、保育園の運動会でした。

Hannaにとっては、保育園で6回目にして、最後の運動会。

Youにとっては初めての運動会。

そのシチュエーションだけで結構じーんと来ます。

 

うちの子が通っている保育園は、全園児で30名。毎年のことですが、ほとんど出っぱなし。トイレに行く暇もありません。

今回、妻は、保護者会の役員になっているため、写真撮影、ビデオ撮影、父兄参加のプログラムへの参加は全て私の役目でした。

 

入場行進で、まっすぐ並んで歩いている姿を見ているだけで、結構ウルウル来てしまいそうなので、直視せずビデオの画面を見てました。

開会式の最後は、準備体操としてラジオ体操をします。年長さんとしてちゃんとラジオ体操をするHannaも、イマイチ体の動かし方は違うけど、ちゃんと音に合わせて体を動かしている未満児クラスのYouも、もの凄く感動しました。

 

毎回思うのですが、子供のイベントは私は苦手です。

放っておくとどれだけでも涙が出てしまいます。自分でもビックリしたのは、(卒園した子供達が参加する)小学生のリレーを見ていて涙が出てきたときです。子供が一生懸命何かをやっている姿(特にスポーツ系)は、ダメです。何を見ても泣けてきます。

 

Hannaは走るのが苦手で、練習の時にいつも自分がビリだと嘆いていたので、何度か休みの日に一緒に練習しました。でも、結局あまり速くは走れませんでしたが、それがまた涙を誘います。

ただ、小学校の頃、磯野カツオのように運動会が楽しみだった私としては、何としても運動会で活躍できるようになって欲しいです。1年かけて特訓したいと思います。

 

(私見ですが)今回の運動会で一番良かったのは、未満児クラスのダンス「崖の上のポニョ」です。ポニョのような子供達が、ポニョポニョ出てきて、踊る姿がたまらなくかわいいのでした。世の中にこんなにかわいいものは他に無いでしょう。

 

何はともあれ、無事昼までに全てのプログラムが完了し、いろいろご褒美をもらって子供達が帰ってきました。

 

Hannaは、これで保育園の運動会はこれで最後。来年からは小学校の運動会です。最初の頃の記憶は無いようですが、6回の運動会を経験しているベテランさんです。それを考えるとまた感慨深いものがあります。

 

無事に育ってくれて 本当にありがとう。

 

Hannaは異常なほど私を愛してくれているので、私の帰宅が遅くなると聞くだけで、いまだに号泣します。

先週1週間、毎日帰宅が遅くて一回も夕食を一緒に食べることができず、寝る前にもほとんど帰ることができなかったので、Hannaはとてもブルーでした。
お詫びも兼ねて、運動会の後にHannaと二人でデートをしてきました。二人で図書館に行って、その後コンビニでおやつを食べて・・・真面目な中学生カップル的なデートを満喫しました。