健康診断の結果「D判定(要再検査)」

先月行った健康診断の結果が届きました。

 

結果はD判定!

 

要再検査です。しかも前回よりも悪化しています。

予想していたとはいえ、やっぱりなんとなく残念。

要再検査の項目は、「医師所見」のみです。以前ブログで書いた聴診器に息を吹きかけたり、叩いたりして首をかしげていた医師の所見です。

 

何が問題かというと「心臓が止まりそう」ってことです。

昼間に計測して心拍数(脈拍)が38では医者も聴診器を叩くだろうし、所見には「要再検査」と書くでしょうね。猛烈な練習をしているときは180以上に心拍数が上がるので、能力的に動けないと言うことではないと思いますし、所謂スポーツ心臓だと思います。ときどき猛烈に働かされるので普段は手を抜いて入るんだと思います・・・さすが私の心臓。

 

とはいえ、変な病気だといけないので一度検査をしてもらおうと思います。

20年の年月

昨日突然、同級生のF君が会社に来ました。「近くに来たから」という理由で。

F君は、保育園から高校まで同じ学校だった唯一(?)の友人です。特に高校3年間は同じクラスだったので、よく遊んでいました。

 

高校を出てからは、結婚式に呼ばれるくらいで、あまり会ったりはしていませんでした。

久しぶりに会ったF君は、相変わらずな感じでした。近年、いろいろつらいことがあったようですが、それらが片付いて、近くに引っ越してきて、一段落したのが昨日だったようです。

 

生意気な子どもだった私たちも、高校を出て20年も経ち、今風に言えばアラフォーです。大企業に勤めている同級生は、中堅社員だったり、中間管理職だったりして、上からも下からも押されて、胃がつぶれるような苦しいストレス社会で日々戦って、酒場で飲んだくれて、目尻やお腹に貫禄が付いてきています。

私は比較的自由に生きているため、胃も痛くないし、ストレス解消は、酒場ではなくプールなので、お腹も引っ込み、実年齢よりは若く見られます。

30歳になるまでは、少しでも年齢を上に見られたいと思っていましたが、今では若く見られることがちょっとうれしいです。それが、自分が年を取った証拠なのかもしれません。

 

改めて、自分は幸せな人生を送っているなぁと思います。

ぎふチャレンジフォーラム 2009

経済産業省「ソーシャルビジネス55選」の認定を受けた長期実践型『ホンキ系インターンシップ』などを行っているNPO法人G-netのイベント「ぎふチャレンジフォーラム2009」が、今週の土曜日(8月8日)に開催されます。

 

イベントの詳細やお申込みは、こちらのページにあります。

対象が「岐阜・G-net・チャレンジ・若者に関係・興味お持ちの方」となっております。岐阜県に住んでいて、岐阜、G-net、チャレンジ、若者のどれとも、関係も興味もない経営者がいたとしたら、ちょっと将来は無いと思えます。という訳で、もちろん、私も参加させていただきます。

 

G-netとジーアップは、これまでに2名のインターン生を受け入れてきたというのが、表向きの関わりです。

なんて書くと、じゃあ裏の関わりは?と言うことなのですが、別にやましいことと言うことではなく、G-net代表の秋元さんが、すばらしい人物で、一緒にいろいろ仕事などをさせていただくことがうれしく感じているということです。

秋元さんは、私よりも10歳近く若く、G-netの活動を開始したのは大学生だった頃という強者です。本人の力もすごいのですが、すごい若者を集めて、すごいイベントをやってしまうところが、さらにすごいと感じています。こういう人が「リーダー」なんだろうなぁと思います。

 

私は、これまで多くの人と出会って、現在の自分の人生観を形成してきました。その中で、人間性を純粋に見て判断ができるようにしてくれたひともたくさんいます。学歴に関する偏見を取り払ってくれた人、国籍に関する偏見を取り払ってくれた人、性別に関する偏見を取り払ってくれた人などなど。

人間の価値を、国籍でもなく、学歴でもなく、性別でもなく、本質的なもので判断できるようになってきたと思っています。

 

そう言う意味で、秋元さんは、私に年齢的な偏見を取り払ってくれた人だと言えます。秋元さんと出会ってからは、自分より年下でも尊敬できる人ができてきました。それ以前は、尊敬できる人間的価値の前に、年齢で何らかのフィルタをかけていたと思います。

 

(だいぶ話がそれましたが)

そんな秋元さんに出会える「ぎふチャレンジフォーラム2009」ぜひご参加下さい。

目標の設定ミス

何かを成し遂げるためには、まず目標を立てることが必要です。

 

ただ、よく考えずに目標を立てたり、目標の達成方法を誤ると失敗することがあります。ここで言う失敗とは、目標が達成できないという失敗ではなく、目標を達成したのにハッピーになれないという失敗です。

 

非常に簡単な例としては、ダイエットがあります。

 

ダイエットをするときに「○kg減量する」とか「□kgになる」という目標を立てる人が多いと思います。

何も食べなければ、この目標は比較的早く達成できます。でも、栄養バランスを考えずに極端なダイエットをすると、脂肪と共に筋肉も落ちて、体重が減ります。特に筋肉は、脂肪に比べて重いので、筋肉が落ちると体重がよく減ります。

でも、筋肉は多くのエネルギーを消費するので、その筋肉が減ると言うことは基礎代謝も減ります。従って、筋肉を減らしてダイエットに成功した人は、不健康になるし、リバウンドをしやすくなります。

 

これは「○kgの減量」という目標が間違いであったと言えます。単に体重の変化だけを目標にするのではなく、体脂肪率や体型、健康状態も含めて総合的な目標にすべきです。体重というのは本当の目標の一部の指標でしかないのに、そればかりを見てしまうことが失敗の原因となります。

 

これは、会社の経営でも言えます。「売上○%アップ」「経費□%削減」という目標を立てると達成度を測るのは容易です。しかし、利益を減らして売上をアップすることに意味があるのかを考える必要があります。利益が増加しても、キャッシュフローが悪くなっては経営は苦しくなります。

目標を立てる場合、本質的な目標を理解した上で、一指標としてわかりやすい目標数値を目指すことが重要です。

フジヤマのトビウオ逝く

戦後、まだ日本が敗戦国でオリンピック出場が認められていない頃、オリンピック優勝者の記録を遥かにしのぐ記録で泳いだ古橋広之進さんが亡くなりました。

 

私が中学校で本格的に水泳を始めた頃は、日本水泳連盟の会長となっていて、現役の頃の活躍は、本などで読んで知ったのですが、配線でうちひしがれた日本国民をどれほど勇気づけたかは想像に難くありません。

 

高校生になって、古橋広之進さんと同じ長距離の選手となってからは、40年以上前の古橋広之進さんの記録を、目標タイムとしていました。高校卒業までに、なんとか古橋広之進さんの記録を上回ることができて、とてもうれしかった記憶があります。

 

ただ、当然ながら同じタイムであっても、その大変さや成果は、同列に語ることもおこがましいものです。

古橋広之進さんが活躍した頃は、栄養状態はとても悪く、しかも、戦中は、学生も戦争のためにかり出されていた頃で、全く私が高校生の頃とは状況が違います。しかも、水着も全く違います。現在の高速水着ほどではないにしても、だいぶ進化していましたが、古橋広之進さんは、最初の頃、ふんどし、最後の頃でも、現在の練習用の水着(水を吸って抵抗を大きくしている)より抵抗が大きそうな水着で泳いでいました。

 

今の水泳の日本代表にしても、世界選手権で金メダルを取ったりして大活躍していますが、ほぼ世界最高の環境で、研究された最高の栄養を最高のタイミングで取りながら、世界最高の水着を着用しての成果です。それはそれで、大変なのでしょうが、戦後の貧しい頃、他の世界の選手達と比べたら、とてつもなく不利な状況で、大活躍し国民を勇気づけた古橋広之進さんは、本当にスゴイと改めて感じます。

 

偉大な水泳選手のご冥福を祈ります。