プレゼンの目的

今日は、浦添市にある会社を訪問し、製品のプレゼンなどを行いました。

 

マーフィーの法則にありそうですが、製品のプレゼンなどを行う場合、聴衆の役職が高さに比例して、奇跡的なトラブルが起きることがよくあります。

大きな会社の部長さんや取締役などが見に来ると、突然PCが調子悪くなったりして、プレゼンの途中の画面がおかしくなったりします。うちの作ったシステムが悪いのではなくて、重要なプレゼンの途中でPCの寿命が来たりする、本当に神様のいたずらとしか思えないようなことが起きるのです。

 

これは、うちの会社に限ったことではないようで、世界中が注目するマイクロソフトのビルゲイツ氏のプレゼンでも、途中でシステムエラーの画面が出たりすることがあります。当然、世界トップクラスの優秀な社員が何度も確認やリハーサルをして望んでいるはずなのに、普段では絶対起きないような問題が、そういうときに限って発生します。

 

前置きが長くなりましたが、今日も気合い十分で望んだプレゼンです。

相手は、大きな会社で、しかも、社長をはじめ部長クラス、および、多くの社員の方が集まって、聞いていただけました。

 

でも、システムは小さなトラブルも一つもなく、完璧に動作しました。操作ミスなどもなく、デモで送信したメールも、登録した方全員に遅延することなく届きました。

 

・・・で、プレゼンそのものがうまくいったのかどうか?これは私が判断することではなく、数ヶ月後に、この会社からの注文が、じゃんじゃん入ってきていれば、このプレゼンは成功だったということになります。

プレゼンの目的は、システムが止まらず動くところを見せることではなく、私がよどみなく説明をすることでもなく、あくまでも、この会社の人たちが、うちの製品を「売りたい」と感じてもらいうちとパートナー契約を結んでもらうことですから。

今日から沖縄です

沖縄に来ました。

 

仕事です。契約に向けたプレゼンや打ち合わせ、営業、既存顧客へのサポートなどを行います。

 

出張です。・・・が、空港を歩く私の後ろには、うかれてハイテンションな女3人がついてきています。

 

妻子です。

 

もともと、去年から沖縄に旅行するつもりで、妻がコツコツと貯金をしていたので、父ちゃん出張なら一緒に行ってしまえ、という感じで日程を合わせました。夏休みに行くよりかなり安いので。

 

というわけで、前半は出張ですが、後半は家族旅行となります。

 

でも、台風接近中で、かなり荒れた天気です。

Hannaは雨女なのです。

交通安全キャンペーンのサクラ要請

Hannaの通う保育園からお知らせが来ました。

 

「夏の交通街頭キャンペーンについて」と書かれたお知らせは、かなりショッキングな内容でした。

 

一部抜粋します

 

保育園児がミニ警察官の衣装を着て、通行する人や車に交通安全を呼びかけるキャンペーンを行います

(中略)

道路を多くの方に通行していただきたいと思っております。

できるだけ多くの方に通行していただくためには、ご近所の方(車に乗れるおじいさん、おばあさん等)にも一声かけてくださり、皆さん誘い合って通行してください。

 要は、子供達がせっかく交通安全を呼びかけても、道路を誰も通らないと寂しいので、その日は近所の人を誘って、保育園の近くを車で走ったり、歩いたりしてください、ということです。

 

都会(でなくても)人や車が多すぎて問題になることが多い中、人や車が少なすぎるから近所の老人を誘ってでも、通行してくださいって、スゴイ!

笑いを通り越して、感動すら覚えます。
 

是非とも私も通行しようと思ったのですが、残念ながら出張の予定が入っていました(涙)

来年は、絶対に通りたい(わざわざ行くのだから、その道路を3往復くらいはしたい)と思います。

オーストラリアで出会った人(2):大金持ち

オーストラリアでは、最初の頃、高級クラブでアルバイトをしていたので、いろいろなお金持ちの人に出会うことができました。

会社の経営者、大手企業の重役、元銀座のクラブのママ、などさまざまですが、ダントツお金持ちだった(と思われる)のは、ある香港人の友達です。

友達と呼んでよいのか分かりませんが、家に遊びに行ったり、一緒に食事をするくらいの関係でした。

 

 

貿易会社を営む2代目経営者だったのですが、本当に典型的なお金持ち坊ちゃんという感じでした。最初であった頃は、リビングが40畳くらいあり、ベッドルームが5個以上ある大きな家に住んでいました。それも何故か一人で。かなりの寂しがり屋なので、いつも人を呼んでパーティーを開いていました。

 

 

独りで住むのなら、もっと小さな家に住めばよいのにと思っていたら、「引っ越しをする」という 連絡が入りました。やっぱり小さい家にするのかと思ったら「シドニーで一番大きな家だ」と言うのです。

けっこう大げさに言う人なので、シドニーで1番というのは信じませんでしたが、少なくともそれまでよりも大きな家に引っ越すと知って、驚きました。お金持ちの感覚は理解できないと思いました。

 

引っ越しの日が近づいたある日、

「明日暇だったら、新しい家の窓を開けるから手伝って」

と連絡がありました。私の英語力不足か、相手の英語力不足のどちらかだろうと思って聞き直したのですが、やっぱり、「窓を開けるのを手伝え」と言っているのです。

とりあえず、長いベンツ(本人が運転)で迎えに来てもらって、新しい家に連れてゆかれて、ぶったまげました。

 

シドニーで1番大きいというのも、あながち嘘ではないと思われる大邸宅です。

テニスコートが4面、プール2個ありました。

 

建物も巨大で、部屋がいくつあるのかわかりません。確かにこの家なら、窓を開けて、空気の入れ換えをするのも、3人でなら半日以上かかりそう(実際にかかりました)。

 

かなり、理解に苦しむ人でした。 

 

1.大邸宅に一人暮らし(家政婦などもいないと思われる)。
2.普段利用しているのは長いベンツ、なのに自分で運転。

3.料理が上手で、かなりデカイ魚も手際よく調理していました。

 

なぜ、こんな巨大な家を買ったのか、しかも、窓あけの手伝いをなぜ私に依頼するのか、他に友達がいないのか?

 

もしかして、どこかの国の諜報部員で、私は何かに利用された?(笑)

 

本当に不思議な人でした。