柴田 俊
ファーストフード店の巣鴨・浅草対応に感動
今日は、浅草付近にて打合せがあったのですが、その後に近くのファーストフード(コーヒーチェーン)に入りました。
レジの近くの席で、コーヒーを飲んでいました。
次々と客が訪れ、店員はマニュアルに忠実(と思われる)対応をしています。マニュアル的対応と言っても悪い意味ではなく、テキパキと必要なことを言っているという意味です。
客「ブレンドコーヒー」
店員「サイズは、どういたしましょうか?S、M、Lございます」
客「アイスコーヒー」
店員「サイズは、どういたしましょうか?S、M、Lございます」
何気なく聞いていたのですが、良く聞くと時々
客「コーヒー」
店員「サイズは、どういたしましょうか?大中小ございます」
と言っているのが聞こえます。レジを見ると、前には年配の方が立っています。
おおっ!これが噂の、「巣鴨浅草マニュアル適用」かと、感動しました。
システムが良ければ、それだけで成功が約束されるものではありません
JR東海のエクスプレスカードによる指定席予約のシステムが7月から変わりました。
最大の目玉(私にとって)は、座席位置をズバリ指定できる点です。
これによって、車両の先頭席(東京行きであれば18番とか20番)が選べます。先頭席は、スペースが広いのと、コンセントが使えるというメリットがあります。
コンセントは、150Wまでですが、パソコン、PDA、携帯電話の充電をするには十分な容量です。今もPDAを充電しながらパソコンを使って、この記事を書いています。
私は、新幹線のWEB予約ができるようになった一番最初から、エクスプレスカードを使っていますが、このWEBページのインターフェイスはかなり悪いです。
い
ろいろな事情があるのでしょうが、それにしても使いにくいです。最大のネックは(おそらく)基幹システムとWEBサーバーが、ネットワーク上別になってい
て、それが細いつながりでしかない点です。セキュリティなどの観点からの設計なのでしょうが、今どき、夜は利用できるサービスが限定されていたり、リアル
タイムに予約結果が分からない(PCの場合、後からメールで連絡が来る)というのは閉口します。
JR東海の担当者様、是非ともジーアップにご依頼下さい(笑)。最も長くエクスプレス予約を利用している私が、ユーザー志向のシステムをご提案させていただきます。
・・・などと、このブログで訴えても、仕事がもらえるわけはないのですが、このサイトを使いながら考えるのは、ユーザーが求めるものの本質を握っているところが強いということです。
つまり、こんな使いにくいシステム(失礼)であっても、私は何年も使い続けていますし、今後も使い続けるでしょう。なぜなら、新幹線の指定席を買って、JR東海の駅でそのまま購入できるシステムは、これしかないからです。
どこかの旅行代理店などが、非常にすばらしいインターフェイスの新幹線の予約システムを作ったとしても「切符は郵送で送ります」 では、使えないのです。
うちの会社の主力業務は、請負のシステム開発ですが、我々が作れるのは、ビジネスのほんの一部でしかないのです。それは仮にWEB上でのみ行うサービスであったとしても、ビジネスの本質から考えると、一部でしかないのです。
ときどきシステムのみでビジネスが完成すると勘違いしている人がいるのですが、そんなことは絶対あり得ません。
システム開発会社は、最大限良いシステムを作るように努力しますが、100点のシステムを作ったとしても、ビジネスが成功するとは限りません。逆にビジネスモデルがしっかりしていれば、ビジネスは成功します。
こ
れまでにうちで開発させてもらったシステムでも、ビジネスとしてうまくいっている、または、うまくいく軌道に乗りつつあるところというのは、ビジネスモデ
ルが良いだけでなく、システム以外での努力をたくさんされているところです。営業活動(訪問するという意味だけでなく、ネット上でも良いです)や、宣伝活
動など、地道な努力があるとき、ネット上で火が付いて、検索エンジンから直接訪れる客が急増するのだと思います。
どんな巨大システムであっても、システムは万能ではなく、手助けをするツールでしかないとまで言い切ってしまうと、
語弊があるかもしれませんが、少なくとも新しいビジネスを行う場合、システム開発だけでは絶対に終わりません。もし、そうだとしたら、日本中に数万社
(もっと?)あるシステム会社はみんなものすごく儲かっているはずです。自社でドンドンシステムを儲かるシステムを作ってゆけばよいのですから。
でも、実際は99%のシステム開発会社は、ほとんど儲かっていません。システムは、良いビジネスモデルと、広報・営業の後ろ盾があって初めて有効に機能し、利益を生み出すのです。
娘と料理(ハンバーグ)
今日は、Hannaと二人で夕食を作りました。
先日、子供用包丁をかってやってから、Hannaは包丁を使いたくて仕方がありません。
Hannaと一緒に料理をするのは、かなりの精神的修行になります。
Hannaの包丁さばきを見ていると思わず、「あっ!」と声が出たり、手を出したくなってしまうのですが、そこをグッとこらえて見守ります。
うちの狭いキッチンでは、二人が並ぶと満員です。いつも以上に作業ははかどりません。
でも、Hannaはとても楽しそう。嬉しくて仕方がない感じです。
今日のメニューはハンバーグ。
・・・というか、私がそれなりに作れる料理は、ハンバーグぐらいなのですが・・・
今日はかなり上手にできました。
子供達もあっという間に完食!
料理上手(自称)の妻にも、ほめられました。
安物買いの銭失い
今回、かなり激安のツアーで沖縄に行きました。
前回、家族で沖縄に行ったとき激安ツアーで泊まったホテルは、笑えるくらいの貧乏くさいところでした。前回のポイントは「大浴場」があるということで、部屋の狭さと汚さは目をつむり、大浴場を堪能しようとフロントで、大浴場の場所を訪ねると、
「大浴場は、ここをまっすぐ行って突き当たりを左です。」
「ただし、湯船にお湯はないので注意してください」
イマイチ意味が分かりませんでしたが、とりあえずHannaと二人で大浴場に行ってみると、理解できました。湯船にお湯はなく、広〜いシャワー場でした。
そんな失敗も忘れ、性懲りもなく今回もまた激安ツアーで行きました。
今回は、お湯のない大浴場というほど、笑えるものはなかったのですが、最下階の山側、しかも、従業員詰め所の隣という部屋でした。
ツアー料金は激安なのですが、 何もかも有料オプションです。
やっぱり、安物買いの銭失いですね。