【本の感想】なぜ日本人はイラクに行くのか(吉岡逸夫)

 これまで新聞やテレビからの情報だけで、想像していたイラクの様子とはずいぶん違うイラクの状況が書かれた本です。

 私は、アメリカ軍の侵攻が始まる前から、治安は悪く、戦争が終わってからそれがドンドンひどくなって、現在に至っていると思っていました。 でも、実際は戦争直後まではかなり治安はよかったようです。

 驚いたのは、戦争直前や直後にも、日本からツアーが組まれて旅行をしている人たちがいるということです。もちろん、外務省からはもの凄く警告が出ていたらしいのですが、強制力はないので、そのまま行ったらしいです。無謀と言えば無謀だし、批判する人も多いでしょうが、実際、当時は安全だったそうです。企画者曰く、よっぽどニューヨークの方が危険だったそうです。

 その後、NPOの人たちが拘束されて大ニュースになり、もの凄い批判が出たのですが、その当時でも現地にいる日本人の人たちや、現地に詳しい人たちは楽観視していたそうです。当時は、今の状況とは全く違って、イラク人の武装勢力が、アメリカ軍に対抗しており、イラク人は日本人に非常によい感情を抱いていたし、拘束された人たちもイラクのために活動していた人たちであることはイラク人にも理解されていたため、たぶん大丈夫だろう、と見られていたそうです。

 ただし、その後状況は急激に悪化し、現在はめちゃくちゃな状況で、外国から来たテロリスト達が大量に入ってきて、内戦状態になっており、とても治安が悪くなっているのだそうです。

 

 私の勉強不足だけなのかもしれませんが、これまでの私のイラクに対する知識がかなり偏ったものであったことがよくわかりました。現状のイラク情勢を理解する上で、とても役に立つ本だと思います。

 


なぜ日本人はイラクに行くのか
4582852645 吉岡 逸夫

平凡社 2005-03
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男前豆腐

私は子供の頃からの豆腐好きです。

普段買い物をするスーパーには、売っていないので変えないのですが「男前豆腐」大好きです。

 

これまで、普通の量販されていた豆腐でこんなにおいしい豆腐は無かったように思います。なぜできなかったのか? というか、どうして男前豆腐がこんなにおいしいのかが不思議です。

 

ひとつの秘密は、入れ物の工夫で豆腐から出た水分が、豆腐に触れないようになっていることもあると思います。・・・が、やっぱり一番の理由は豆腐そのものがおいしいのだと思います。

 

 

是非、日常的に購入したいです。バローさん、お願いします。

年間売上の半分以上使っていたサイボウズの広告

先日IPAの事業化情報交換会というのに参加しました。うちの会社は以前IPAの公募で採択されたりして、いろいろイベントに参加しています。

 

今回は、ミクシーの笠原社長とサイボウズラボの畑社長のパネルディスカッションなどがありました。

 

サイボウズラボの畑社長というのは、サイボウズの創業者の一人で、サイボウズ創業時の話が興味深かったです。

 

司会者:どうして起業したのか?

畑さん:なんとなく、学生の頃から仕事というのは起業するものだと思っていた

司会者:会社を辞めるとき怖くなかったのか?

畑さん:無かった。根拠は全くなかったけど、とにかく自信があった。

 

この2つの質問を私が受けたとしても全く同じ回答をすると思います。これを聞いて、非常に共感を持ちました。

あと、驚いたのはサイボウズがまだ中小企業だったころ、莫大な広告費を使ってマーケティングをして、一気にのし上がったということです。その金額は半端ではありません。年間売上の半分以上使ったり、年間の広告予算が5000万円くらいのときに、2500万円使って日経新聞にカラー全面の広告を掲載したりしたそうで、そのマーケティング戦略と度胸が、普通のソフト会社には無いものなのだと思いました。

 

その他にも、非常に共感したり、感心したり、勉強になる会でした。