水泳大会のご褒美(のろけ話です)

先月、水泳大会に出たのですが、大会までの数週間は、週に2回ほど夜練習に通いました。本当は、もっと行きたかったのですが、仕事があったり、町内の会合があったりして、よく行けた方です。

 

 でも、夜出かけることにもっとも反対していたのはHannaです。

「とうちゃん、今日どこか行くの?」

「水泳の練習」

「えぇ〜っ。いやだ。行って欲しくない。Hannaちゃん、とうちゃんと寝たいもん。でかけないでよ〜」

と毎晩、泣きながら懇願していました。

 

あまりにも毎晩大泣きするので、寝かしつけてから夜遅くに練習に行くこともありました。

きっと、Hannaにとっては、水泳は、仕事同様、父ちゃんが出かけるいやなものとしてのイメージが強いのだろうなと思っていました。

 

それが、水泳大会が終わった次の日、Hannaが

「とうちゃん、水泳大会頑張ったからプレゼントあげる」

と言って、いろいろな折り紙と、手紙をくれました。

 

手紙には、

「とうちゃん、すいえいたいかいがんばったね。おめでとう」

とか

「とうちゃん、すいえいしてかっこいいよ」

 

とか、書かれていました(一部、字は間違っていますが)。

妻に聞いても、いつ書いたのか全く知らないと言います。

 

どうも、毎日保育園から帰ってきた後、妻が夕食の支度をしているときに、一人で少しずつ一生懸命書いたようです。

 その姿を想像すると、たまらなく愛しいです。

 

 

 

■関連リンク

子どもに忘れられそうです・・・

毎年、10月に近所の神社でお祭りがありますが、5年に一度我が家の所属する町内に、祭り元が回ってきます。今年は、その祭り元です。

 

祭り元は、前日までにしめ縄を(大量に)作ったり、幟を上げたり、当日お神楽の笛を吹いたり、各町内の子どもの獅子舞を誘導したり、とにかく大変です。

 

9月から、週に3回笛の練習があります。それ以外に打合せもたくさんあります。

前日、当日、翌日はフル稼働です。

 

しかも翌週の日曜日は町民運動会なので、その準備も平行して行わなければいけません。

 

今年、私は町内の役員になってしまっています。

去年の年末に「別に大した仕事はないから」と言われて受けてしまったのは、大間違いでした。少なくとも祭り元の年の町内会役員はとんでもなく大変だと言うことがわかりました。

 

最近、仕事も忙しく、出張や、帰宅が遅い日も続き、平日の夜ほとんど子どもと顔を合わすことが出来なくなってしまいました。祭りが近づくと週末もつぶれます。

 

先日、出勤するときにYouが「とうちゃ〜ん。またね〜」と手を振ったのにはかなりショックでした。そのうち「おじさん、また来てね」と言われそうです。

 

あぁ、子どもに忘れられる前に、早くお祭りが終わって欲しい・・・

方向音痴なタクシードライバー

昨日、京都に出張でした。

初めての場所なので、事前に電車の経路を調べ、そのメモと駅からの周辺地図を持って行きました。

実は、私は結構な方向音痴で、特に初めての場所では迷子になることが多いです。今回行った会社は駅から1km程離れた場所だったので、歩けない距離でもないのですが、迷子になってはいけないと思って、タクシーに乗りました。

約束の時間の30分ほど前に駅を出ました。普通に考えれば5分程度、都会なので混雑していることを考えても10分程度では到着するはずの距離です。

 

ところが、10分経っても20分経っても到着しません。

 

最初に嫌な予感がしたのは、持ってきた地図を渡して、「ここまでお願いします」と言ったときに、運転手さんがくるくると地図を回しながらうなっていたときです。私と同じ、方向音痴の典型的な行動です。

それでも、分かったと言って走り出したので、大丈夫だと思ったのですが、20分以上経ってタクシーは止まり

「この辺りのはずですけど・・・」

と言われました。しかし、どう見ても会社があるような雰囲気の場所ではありません。止まった場所の直ぐ近くを名神高速道路が走っています。地図を返してもらって見ると、目的地からはだいぶ離れた場所(地図の端)に名神高速道路があります。

 

「名神高速道路がここってことは、今いるのはこの辺りじゃないですか?」

と私が言うと、

「そうですねぇ。おかしいなぁ」

などと言いながら、(メーターを止めて)もと来た方向へ戻り始めました。約束の時間も迫っていたので、訪問先に電話して、遅れそうであることを詫びて、その後、場所を説明してもらうために運転手さんに替わりました。

「あ〜あ、なるほど。はいはい。わかりました」

などと言いながら、運転手さんは電話を切り、再びタクシーを走らせました。

・・・が結局、行ったり来たり、回ったり。30分以上走り続けました。

どうにか目的地(正確には目的地ではなくてその近くの保育園)に到着して、下ろしてもらいました。これ以上このタクシーに乗っていたら永遠に着かない気がしたので・・・。

最終的に目的地に到着したのは、約束の時間を30分以上オーバーした時間でした。タクシーには1時間以上乗っていました。よっぽど歩いた方が早かったです。さすがに料金は1000円でよいと言われましたが、本来なら遅れ賃を欲しいところです。

 

不器用な外科医、子ども嫌いの保育士などと同様、方向音痴なタクシードライバーも、遭遇したくないです。

NHKラジオ 夏休み子ども科学電話相談

もう終わってしまいましたが、小中学校の夏休みの間、昼間NHKラジオで「夏休み子ども科学電話相談」という番組をやっていました。

 

この番組は、結構好きで、車で移動中によく聞いていました。

 

回答者は、大学の教授や、科学館の館長などの専門家なので、もし、大人からの質問であれば正しい回答を出せる人たちです。でも、小さい子どもからの質問については、あまり的確な回答でないと思える回答をする人も少なくありません。

 

専門用語を使ったり、質問の主旨を間違えていたりする回答者にラジオを聞きながら勝手に何度もつっこみを入れていました。

 

逆に、いつも回答に感心(感動)する回答者もいます。天文・宇宙の担当の 永田美絵さんです。この方の回答は、質問者の当を得ているし、また、科学的知識+αの回答をしてくれます。永田さんが担当している日に、天文科学の質問があると、嬉しくて思わずしっかり聞きます。特に小さい子どもからの質問の回答が素敵です。

 

例えば、「宇宙人はいるんですか?」という質問に対しては、最初に質問者に「○○ちゃんは宇宙人がいると思う?」と聞き、いたら素敵だよねぇ、などと言いながら、その子にも分かる言葉で、ちゃんとした回答もします。

「確率的にはいる」

「ただし、近くにはいない」

「遠いから、たぶん実際に来るのはすごく大変」

「電話のような仕組みで話をすることはできるかもしれない」

「ただ。もしもし、と言ってから、返事が届くまでに何百年もかかる」

 

「一番大事なのは、返事が来るまで何百年か何千年の間、地球が平和で暮らし続けることなんだよ」

というような感じです。なんか、文章にするとイマイチなんですけど、ラジオで聞いているときは、もっといい感じの説明です。

これ以外にも、「素敵」な回答が多いです。こんな人に宇宙のことを教えてもらったら、きっと宇宙について興味を持つ子供も増えるのではないかと思います。

 

ちなみに、上記の質問の回答で、実際に宇宙人を探しているプロジェクトがいくつかあると、紹介された「SETI@home」に私は、1999年から参加しています。

【本の紹介】二宮金次郎はなぜ薪を背負っているか?(猪瀬直樹)

小中学校に、薪を背負って本を読んでいる銅像や石像がたくさんある二宮金次郎は、勤勉で親孝行の象徴のように扱われています。

 

子供向けの本にも、子供の頃から幼い弟の面倒を見ながら、家計を支え、勉強もした二宮金次郎の物語が多くあり、私も読んだ記憶があります。そのほとんどは、「のちに立派な人になりました。」で終わっています。

実際、二宮金次郎は立派な人になったのですが、それがただの素朴で真面目な人ではなく、もの凄く先進的な金融システムを開発した人でもあるのだとこの本で始めて知りました。

 

二宮金次郎が活躍した江戸時代後期は、現代の日本と同じ低成長時代でした。しかも、地方も国も莫大な借金を抱えていました。そんな時代に財政再建を成し遂げた(地方では成功、中央では抵抗勢力などの反対で成功はしなかった)二宮金次郎については、是非とも現代の政治家の方々にも勉強して欲しいです。

 

もちろん、会社経営者にも当時の「家」を立て直した方法は勉強になりますし、蓄財する方法については、経営者でなくても非常に参考になります。

 

この本は、伝記というよりは、金融や財政についてを二宮金次郎の生涯と照らし合わせながら解説している本です。ただ、難しい理論で固められているのではなく、二宮金次郎が当時、仲間の奉公人に説明して理解させたりするほど、わかりやすいたとえと共に書かれています。

二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫 い 17-14) 二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫 い 17-14)
猪瀬 直樹

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