【本の感想】企業元気化プログラム(小西正行)

スペースアップという大阪のリフォーム会社を創業後10年連続増収、売上20億円までにした社長が書いた本です。

最初は、社長や一部優秀な営業スタッフの属人的能力によって、会社が伸びていたそうですが、現在は組織として業績を伸ばす仕組みをつくり、更に成長を続けているそうです。

 

社長などの一部の社員の能力に頼った営業では(業種にもよりますが)3億円か、10億円という壁を乗り越えられません。それ以上の成長を目指すためには、ある時点で大きく仕組みを変える必要があります。

その変更を、小西さんの所では、経営危機とも言えるほどの、かなりの痛手を負って実行したそうです。もし、ある程度事前に分かっていたら、そこまで痛手を負わなくてもすんだという考えで、中小企業向けのコンサルティング会社を立ち上げたそうです。

 

先日、小西さんのセミナーを聞いてきました。情熱があふれ出ている内容でした。

 

属人的な営業から、組織的な営業に。歩合制から固定給に。中途採用から新卒採用に。その様な変革が、売上3億(または10億)の壁を乗り越えるための重要なポイントだと本にも書かれ、セミナーでも言われていました。

 

私の場合は、まずは、壁が見えるところまで行かないといけないですが、頑張ろうという気を出させてくれた本でした。

 

企業元気化プログラム
企業元気化プログラム 小西 正行

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再会

今日、東京出張だったのですが、仕事が終わった後、とても懐かしい人に会いました。オーストラリアで知り合ったIさんです。

Iさんとは、私がオーストラリアにいたときの最後の半年程度しか一緒に過ごせませんでしたが、その間は本当にどっぷりとつきあっていました。今回話をしていて、計算すると間違いなく半年程度しか一緒にいなかったのですが、二人とも2,3年一緒にいたような記憶があり、それくらい濃密(?)なおつきあいをしていたのだと思います。

 

Iさんは、 某有名大学を出て、某有名商社に入り、駐在員としてオーストラリアに来ていた、一般的に言えばエリートです。そんな彼が、エリートとは全く正反対の私と仲良くしてくれていたというのは何とも不思議なのですが、休みの日はほとんど一緒におりました。お互い独身だったこともあり、むちゃくちゃ無茶しておりました。その頃の思いでは鮮明に映像が思い浮かぶほどはっきりと覚えています。

どれも本当に楽しく懐かしい思い出で、そんな話をしながら、今日はものすごく笑いました。こんなに笑ったのは久しぶりです。

日本に帰ってからも出世街道を進んでいたそうですが、商社を辞め、独立して会社を経営されています。

 

今では二人とも結婚し、二人の娘を持つ父親となり、置かれている環境は全く変わりました。でも、本質的なところは変わっていません。こういうのを気が合うというのでしょうか。

 

仕事に対する考え方、家族に対する考え方、幸福に対する考え方などなど共感できるところも多いし、尊敬できるところも多い。それが一緒にいて、嬉しくて楽しい条件なのかもしれません。

 

もう少し子供が大きくなったら、交換留学ではないけど夏休みに子供を交換して、大都会と田舎の生活を体験する計画など、話は尽きませんでした。本当に楽しい夜でした。

元気100倍!

今日は、うちの製品のお客さんである愛知県新城市の春日眼科さんに行ってきました。

 

このブログでは、会社や会社の製品の宣伝をしないことにしているのですが、少しだけ春日眼科さんで使っていただいているシステムの紹介をします。

アイレセプション2という商品で、クリニック向けの受付チケットシステムです。受付をすると、受付番号が印刷された受付票を発行し、それをもって患者さんが待つものです。待合室にある画面で、現在の待ち人数と、診察中の受付番号が確認できます。同じ情報が、インターネット上でも確認できたり、順番が近づいたときにメールでお知らせする機能もあります。

 

似たようなシステムはたくさん世の中にあって、正直、ジーアップの製品はそれほど売れている訳ではありません。

売れていない理由を研究して、売れるようにしたいと思って最近ずっと考えています。その一貫として、導入していただいている春日眼科さんに行ってきました。

 

現状の感想や、不満点はもちろん、どうやってうちの製品を見つけて、何と比べて、どうしてうちの製品を選んだのか、購入前にはどんな不安があって、それは購入後どうだったか、というようなことを、ずけずけと聞いてしまいました。

 

細かいその内容は、商品の紹介サイトに掲載しますが、私が最も嬉しかったのは、この商品がすでに無くてはならないものになっているということでした。また、この商品が「うち(春日眼科さん)にとっては最高の商品です」と言われたことです。

 

「絶対いいものだから、もっと自信を持って売ったらいいですよ」とも言われ、本当に元気が出ました。

 

売り方については、もっともっと工夫して努力する必要があると思いますが、商品そのものは、ちゃんと価値を認めてもらえるところもあるのだと分かったのは、とても嬉しかったです。

 

お客さんに感謝されるというのは、やはり一番嬉しくて、また、自分の元気が出る元だと言うことを改めて感じました。

インターンシップフェアに参加してきました

インターンシップフェアというイベントに参加してきました。

 

長期のインターンシップをする学生と出会うための(?)イベントです。

4回目の参加ですが、毎回新鮮で楽しいイベントです。

 

いろいろ学生から質問を受けたりして、話していると自分がこれまでにしてきたことやこれからしたいことを、改めて考えることになり、自分を見直すよい機会でした。

 

 

今回は、起業をしたいと考えている学生が何人かいて、起業したきっかけや、その決断の時のことを聞かれました。

その頃の純粋で、無知な気持ちを思い出して、また明日から頑張ろうと思うのでした。。

 

 

みどりの窓口

出張の時など、よくJRのみどりの窓口に行きます。

一番よく行く多治見駅のみどりの窓口はカウンターが2つしかありません。混雑する時間でも2つしか開かず、混雑していないときは1つしか人がいません。そこで、よく出くわすのが立川志の輔さんの「みどりの窓口」という落語と同じシーンです。

 

落語に最初に出てくる女性は、駅員に旅行の相談をしながら、指定席のチケットを買おうとするのだけど、列車が満席で、最終的に買えません。

 

落語の場合は、笑えるのですが、実際に出会うとちょっと困りものです。

 

私の場合、新幹線の指定席は、インターネットで事前に予約しておくので、みどりの窓口で購入するのは乗車券のみです。

「今からの、多治見から東京までの乗車券のみ下さい」

と言って、実際に切符を手にするまでに、1分くらいではないでしょうか? 出張者が購入するときは、だいたいみんなこんな感じです。新幹線の指定席を取る人も、目的に到着しなければいけない時間が確定しているので、購入するのにそんなに時間はかかりません。3分くらいで購入できる場合が大半だと思います。

 

ところが・・

 

落語に登場しているような、旅行相談をしながら購入する人の場合は、もの凄く時間がかかります。今から乗る電車の指定席券を買う人が、何人も並んでいる前で、「来週の日曜日の旅行」「4人まとめて座れる席があれば、N700系に乗りたい」「6時までには到着したい」「子どもも一緒に行くから、名古屋で30分くらい乗り換えの時間が欲しい。・・・名古屋では30分は必要ですよねぇ?」などという相談をしている人がいるのは、何とかして欲しいです。

たいていの場合、全ての要望を満たす列車はなく、希望時間に到着する列車は席が離れる、希望時間より30分後に到着するなら席がある、という選択肢が、与えられ、そこでまた悩む時間がかかるのです。

せめて、旅行の相談をする人と、確定した切符を購入する人は別の窓口にして欲しいです。

・・・というか、クレジットカードで日本中の駅への切符が購入できる自販機を設置してもらえるだけでよいです。