土嚢積み

日曜日は、町内の土木作業でした。

 

雨のたびに道路に土砂が流れ出るところがあり、そこに土嚢を積みます。

ショベルカーで、土砂が溜まる大きな穴があらかじめ掘ってあり、そこからあふれ出る水が、U字溝に流れるようにするのが目的です。

 

それにしても、町内会がしっかりしているところなので、みんな集まって作業できるのですが、都会だったらどうするのでしょう? 自治体がやってくれるのでしょうか?奉仕作業としては、かなり重労働で、負担が大きい作業です。平均年齢60歳近い人たちで作るのだから本当に大変です。当然37歳の私は、若手。最も頑張らねばいけません。

 

中学校の通学路である国道に流れ出る土砂を止める作業を、なぜ、ここまで自分たちでやらなければいけないのか? という疑問は多く出ているのですが、それでも、地域の安全のためには仕方ないということで、みなさん参加していました。また、前日の夜、地域のお祭りやホタル観賞イベントを実施している会(「和の会」と言い、今年から私が役員になってしまっています)の総会があり、そこでその事を話をしたら、直前の話であるのに3名の方が、助っ人に来てもらえることになりました。

 

さて、作業ですが、土嚢を200個以上作って積みます。土嚢は両手で抱えないと運べないほどの重さで作ります。

 

和の会の助っ人の活躍もあり、作業は2時間程度で完了しました。

 

頑張って作ったのですが、でも、土嚢の寿命は約1年。土砂溜めの穴も、1年しないうちに満タンになります。

つまり、また来年も、再来年も、同じ作業をしなければいけません。

 

やはり、根本的に直してもらわないと、地域の人たちの負担はドンドン増してゆきます。

 

 

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やっと雪が溶けました

2月の10日頃に降り積もった雪が、やっと溶けて無くなりそうです。

 


左の写真が2月10日、右の写真が3月10日です。右の写真の中央部にある白い固まりが、わずかに残った雪です。 

ほぼ1ヶ月残っていたということです。

毎日通勤している会社の周りは、2月15日頃までに雪はほとんど無くなっていました。

 

まさに通勤途中で季節が変わります。・・・というか、我が家が日当たり悪すぎ?

 

 

■関連リンク

大雪のため帰宅ができなくなりそうでした

【本の感想】恐るべき旅路(松浦晋也)

久しぶりに読んだ宇宙物の本です。

恐るべき旅路 新版―火星探査機「のぞみ」のたどった12年
恐るべき旅路 新版―火星探査機「のぞみ」のたどった12年 松浦 晋也

朝日新聞社出版局 2007-10
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1998年に打ち上げられた火星探査機「のぞみ」が、2003年に機能を停止するまでの、長く苦しい道のりが書かれた本です。

 

私は、子供の頃から宇宙についてとても興味があり、宇宙のことを研究して生活ができたらいいなぁと考えていた時期もありました。

この本では、実際に宇宙のことを研究している人たちが、どんなに苦労をして「のぞみ」を開発し、打ち上げたのか。

予算や開発団体間の軋轢など、どんな問題があって、それが積み重なってこの火星探査プロジェクトが失敗したのか。ということが、細かく書かれています。

自分が興味があることであるせいか、あっという間に読んでしまいました。

 

見ることも触ることもできない遥か遠くにある探査機が、次から次へとトラブルを起こすのに対して、最後まであきらめずに、ありとあらゆる手を使って、頑張った事実を初めて知ることができました。探査機が火星近くまで行っただけでもホント偉業だと思います。

 

ちなみに、その開発の中心地が、神奈川県相模原市にあって、私はそこへ歩いていける場所に住んでいたことも、この本で初めて知りました。

 

今後数億年は火星とほぼ同じ軌道で太陽の周りを回ると予想される「のぞみ」をぜひいつか、回収して、実際に何が起きていたのかを検証したり、データを地球に送ることができずに、レコーダに溜め込んだだけの画像データを見たりできたらおもしろいと思います。

それで、当時の日本の研究者たちがどんなに頑張ったのかが証明できたら、苦労した人たちも報われると思います。

 

Hannaは保育園6年生

今度の4月からYouも保育園に通います。本来の就園よりは1年早いのですが、親の都合もあり、通わせることにしました。

最近、少しずつ保育園用の物をそろえて、名前を書いたりしながら準備をしています。本人も毎日Hannaを送り迎えに行っているので、保育園がどういうものかある程度理解はしているようで、楽しみにしているような発言をよくします。

保育園の準備と言っても、ほとんどはHannaのお下がりで、名前を書き換えたりしています。2番目の子はかわいそうだなと、思います(私は長男です)が、本人は、お下がりでも、自分のものが与えられることが嬉しいようで、私が家に帰るといろいろ話してくれます。
「これねぇ、お姉ちゃんもう使えなくなったから、Youちゃんにくれたの」

実際に通い始めれば、行きたくないと言い始めるかもしれませんが、それでも、Hannaが保育園に行き始めた頃とは、だいぶ違います。

Hannaは、1歳になる前に保育園に行き始めました。まだ、歩くこともできない頃で、当然、状況は全く理解できず、勝手に保育園に連れて行かれて、泣いて、毎日、担任の先生におんぶされていました。最初は私の会社の近くの保育園だったので私が送り迎えをしていたのですが、夕方迎えに行くと、転がりながら私に向かって来ていました。その光景を思い出すだけで、涙が出てきます。

そんなHannaは、4月から年長さん。保育園は6年目。
二人ともよく無事育ってくれました。