たじみ祭りのパレードにゆるキャラ軍団で参加

昨日のサミットに引き続き、本日(3日)は、たじみ祭りのパレードにゆるキャラ軍団(?)として参加してきました。

うながっぱをはじめ、各地から集まった多くの着ぐるみキャラがそろって参加しました。

 

パレードの様子は、いろいろなひとがブログで報告しているので、Googleなどで「たじみ祭り ゆるキャラ」で検索してみてください。

 

なので、私はパレードの前後を中心に書きます。

市役所の会議室がゆるキャラ達の控え室でした。12時頃から続々と着ぐるみが運び込まれて、少しずつ準備が始まります。

ほとんどの着ぐるみが未体験な荒行(1時間以上歩く)に望むので、特に中に入る人たちは、経験者ほど心配していました。

 

しかし、そんな中でも、着ぐるみに入る人たちは、有名キャラクタの着ぐるみに入っていました。やはり、着ぐるみに入る人たちには、

「エアバルーン系の方が歩きやすいけど、前が見にくい」

「○○は、肩のはまりが悪い」

なんていう情報交換をしたり、

「キッコロに入ったことがあるよ」

なんて自慢をしたりするのでしょうか。 

 

和やかな雰囲気で始まったパレードですが、やはり、1時間以上のパレードは着ぐるみ達にとってはかなり過酷なものでした。

中間地点前に、休憩所を手配してあり、そこで休憩したり、中身が入れ替わったりして、折り返し後にまた合流するキャラクタがほとんどでした。なので、多治見駅前を通過したキャラクタは、プラズマ君、うながっぱ、モリゾー、キッコロの4体だけになってしまいました。

 

しかし、休憩は取ったものの他のキャラクタ達も全てパレードに復帰(本来は、リタイヤしたり、トラックに乗るというオプションも用意してました)し、再び全員で帰路につきました。

 

約1時間半で、スタート地点の市役所に戻り、全員で記念撮影

 

 

その後、控え室である5階会議室に戻りました。ここでも、一緒に写真を撮りたいと、たくさんの親子連れに囲まれて、なかなか戻れませんでした。一部のキャラクターは、かなりふらふらになりながらエレベーターに乗り、もう、乗り込んだ途端に頭を外して深呼吸してました。

控え室では、座り込んだ着ぐるみを脱いだ人たちが、仲間に団扇などで扇がれながら、しばしの間、放心状態。

 

それでも、無事全員がパレードを完走(完歩?)し、一緒にやり遂げた感によって、みんなが一体になっていた感じがします。

昨日のサミットもそうですが、この「達成感」、「一体感」が、何事にも代え難い喜びなのだと思いました。

第一回ゆるキャラ☆町おこしサミット(1)

本日、多治見市のセラミックパークMINOで「第一回ゆるキャラ☆町おこしサミット」が開催されました。
参加キャラクターは以下の通りです。

  • うながっぱ(岐阜県多治見市)
  • はち丸(名古屋市)
  • きんちゃん(愛知県弥富市)
  • つし丸(愛知県津島市)
  • ぽぉ(長野県飯田市)
  • くりぴー(長野県王滝村)
  • ねぎっちょ(岐阜県岐南町)
  • やなな(岐阜県岐阜市)
  • ぶぅ(岐阜県関市)

そして、ビデオでの参加は以下の通りです。

  • ひこにゃん(滋賀県彦根市)
  • ツヨインジャー(三重県津市)
  • キムぴ〜(岐阜県各務原市)
  • ナッキー(愛知県長久手町)

最初は、事務局の人たちによる会議を行い、その後、着ぐるみキャラクターによる記念撮影(サミット風に)、その後、子どもたちとの撮影会を経て、多治見市長が着ぐるみキャラを従えて共同声明発表を行いました。

ゆる〜いキャラクタの集まりですが、それをやっている人たちの思いは非常に熱く、会議は予定の時間を大幅に超えてそれぞれのキャラクタ、それぞれの地域について語り合いました。


うながっぱについて発表する小原さんと佐藤さん

 

テレビ局、ラジオ局、新聞社など多くのマスコミの方も見えて、いろいろなキャラクタや、スタッフが取材を受けていました。

 

しかし、なんと言っても一番の見所かつ楽しく感動的だったイベントは、市民との交流の時間。各キャラクタが登場すると、歓声と共に子どもを中心にたくさんの人たちが集まって、握手をしたり写真を撮ったり・・・

特に子どもたちの表情がたまりません。最近、病的に涙腺がゆるい私は、その様子を見ていると涙腺バルブ全開でした。


市民のみなさんとの交流の時間

 

主要スタッフが、仕事や結婚式などで、ひとり二人と欠けてゆき、最後はこれ以上ない自律したそれぞれのスタッフが最高の仕事をして、ギリギリ綱を渡りきった感じです。


本物のサミット風に集合写真を撮るゆるキャラ達

 


共同声明を発表する古川多治見市長

この達成感はとてつもなく気持ちの良いものです。こんなに気持ちの良い経験をさせてもらえて本当に幸せです。

参加してくれたキャラクター関係者のみなさん、会場に集まってくれたたくさんの人たち、そして、スタッフの仲間たち、本当にありがとうございました。

 

明日は、モリゾーキッコロなどのキャラクタも参加して、たじみ祭りのパレードに、ゆるキャラ達が参加します。お近くの方はぜひ、見に来てください。

お母さんになりたい・・・は本能か

小学校低学年以下の女の子の将来の夢ランキングに、「お母さん」とか「お嫁さん」というのが、入っているのは本能的なものなのでしょうか?

私が子どもの頃も、クラスに一人や二人は将来の夢、お母さんという女の子がいました。そして、女の子はママゴトのような遊びをして、人形を子どもに見立てて遊びます。

我が家の娘達も、自分が母や親にしてもらうように人形の世話をして遊びます。そして、Youの将来の夢は「お母さん」。

 

我が家には男の子どもがいないので分かりませんが、私が子どもの頃、男の子で将来の夢が「お父さん」という子はいませんでしたし、聞いたこともありません。お父さんと同じ職業に就きたいという子はいますが、「お父さん」というポジションにあこがれる子はいないです。

 

これって、日本の教育制度とか社会制度の問題だけでなく、本能が関係しているように思います。

おひさまパン

先週末、ご近所(?)のお友達、Kさんの家に遊びに行きました。

Kさんの家は旦那さん(Kさん)が陶芸家で、奥さん(Mさん)も焼き物に関わる仕事をされています。子供さん二人はどちらもうちの子供達と年が近いこともあり、遊びに行った日も4人で狂ったように遊んでいました。

 

Mさんは、ブログを見るだけでもわかるのですが、パンやお菓子作りにおいては、プロ級というか、下手なお店のものよりずっとおいしいです。また、それを上手に写真に撮る腕もあり、いつもうちの妻が、保育園のお迎えで会ったときに、その技を教えてもらうべく聞いたりしていますが、なかなか短時間で話を聞くだけではわからないので、今回押し掛けていったのです。

写真の指導が一段落したところで、子供達が待ちに待ったおひさまパン作りをさせてもらいました。このおひさまパンは、うちで流しそうめんをしたときに、持ってきてもらったのですが、見た目のかわいさ+おいしさのため、あっという間に子供達が食べてしまって、ほとんど大人は食べることができなかったパンです。

HannaもYouも、それぞれができる範囲で手伝わせてもらって、焼き上がったのがこれです。

 

絵本と同じというのが、子供達にはたまらない魅力です。

しかも、おいしい!!

今回も結局こども達がほとんど食べてしまいました(涙)

 

妻は一生懸命写真の取り方を習っていましたが、私としては、どちらかというと、おいしいパンの作り方を習って欲しいです(笑)。

落語で学ぶ営業マンの心得

古典落語と呼ばれる昔からある落語の中には、いろいろな商売人が登場します。

そして、いろいろ商売の基本やヒントを話すことがあります。

2代目の馬鹿旦那さんに、先代が

「商売というのは・・・」

と説教したり、番頭さんが出来の悪い丁稚に説教したりします。もちろん、話の本題はビジネスの方法ではないので、そんなに深く掘り下げることはないのですが、それでも、中には下手なビジネス書よりも、端的に本質を突いている説明などもあります。

 

例えば、桂米朝の質屋蔵という話では、呉服売りの行商が、どこかの家で昼ご飯を食べさせてもらいながら、反物を売る流れを説明しています。多少おもしろおかしく話しているところもありますが、みんながHappyになるという、Win-Winの関係(ビジネス)であることが重要です。売る人も、買った奥さんも、お金を出した旦那さんも、みんな満足しています。

 

また、お客さん一人一人に合わせた商品の推薦だったり、アフターサポートなど、今はパソコンやインターネットを使ってできるようになりましたが、江戸時代の行商人は頭の中で管理していました。

大きな商家で、「大福帳」と呼ばれる顧客台帳で管理していました。

火事になったときには、真っ先に大福帳を井戸に投げ込んで、焼失を防いだそうです。顧客台帳さえあれば、商売は続けられるということです。顧客台帳の重要度は、今でも変わりません。

 

そう言う観点から、古典落語を聞くと、また、新しいおもしろさが見えてきます。