とうとう最後までおひな様にはなれませんでした

保育園で毎年3月3日にみんなでひな人形に扮して写真を撮るひな祭り会があります。誰が何に扮するのか(おひな様、お内裏様、三人官女、五人囃子)は、くじ引きで決めます。

Hannaは、この保育園に移ってから3回目にして最後のひな祭り会です。過去のひな祭り会では、毎回「おひな様になりたいなぁ」と思いつつ、2回とも三人官女でした。今年こそ「がんばれ!」と、私や妻に励まされて、出かけていきました。

 

果たしてその結果は・・・

 

私が帰宅すると、食卓には、ひな祭り会の写真がおいてありました。そこには、イマイチ不満そうな顔をした三人官女のHannaが・・・

ついに最後までおひな様にはなれなかったHanna。残念。

 

 

他の写真もみていると、ひな壇の最上段で得意げな顔でおひな様になっているYouが、いるではありませんか!!

今年度から保育園に通い始め、初めてのひな祭り会のYou。

Youは、別にそれほどおひな様になりたいと思っていたわけではないのに・・・。やはり、力がいい具合に抜けた方が良い結果をもたらすということでしょうか?

お金の借り方・もらい方

先日、ある方と話をしていて、私にはお金を借りたり、もらったりするすごい才能があると指摘されました。

自分ではそんなことをあまり意識をしたことがありませんが、冷静に考えてみると、うちの会社が13年も続いているのは、それが最大の理由だと思います。12回の決算で、実質的な黒字を出しているのは2期です。残りの10期は実質赤字。会社の利益が経営者の評価点と言われるので、そう言う意味では、私は経営者として全くダメです。

 

でも、赤字垂れ流しでも13年近く続いているのは、私がお金を借りたり、もらったりすることができたからです。もちろん、借りるのは銀行です。消費者金融、親類、友人などからは借りません。

 

会社経営の基本なのですが、会社は赤字でも倒産しません。現金が無くなると倒産します。その証明が、最近倒産している会社の多くが前期まで黒字だったということであり、ずっと赤字のうちの会社が倒産しない事実です。

 

コンサルタントとしても有名な経営者の方が、利益を出さずに納税もしない会社は存在する意味がないと言われています。しかし、私は、例え法人所得税を納税できなくても、社員の給料を払い、厚生年金や失業保険を払い、法人市県民税を払い、そして、社員とその家族に、「もう少しで会社が儲かって給料も増える」という希望を与え続けられるのであれば、存在価値はあると思います。

 

少し話がそれましたが、うちの会社が存在し続けるために、これまで私が当たり前のように金融機関からお金を借りたり、公的な補助金を受け取ってきたことは、意外と世間一般の企業から見るとすごいことなのだと、その方から指摘をされたのです。

 

それでは、そのお金を借りたり、もらったりするコツをお伝えしたいと思います。担保に出せる資産も、保証人になってもらえる人もいない貧乏会社が、どうやってお金を借りることができるか・・・

 

気合いと執念です。

なんじゃそれ!と怒られるかもしれませんが、実際、私が他の経営者の人と比べて優れているとすればこれだけです。銀行などに行って「お金を貸してください」

と言っても、当然断られます。決算書はボロボロ、資産もない、保証人もいないなどといろいろな理由を挙げられて断られます。そこで、あきらめたらダメです。いろいろな説明資料を作って、何度も足を運ぶ、いろいろな金融機関に足を運ぶ、支援機関で支援制度を勉強する・・・そういうことを繰り返していると、お金を借りる道が見えてきます。

 

ちなみに、この大不況の今は、支援制度がものすごくたくさんあるので、ちゃんと手続きすれば、簡単にお金を借りられます。気合いと執念が無くてもマメささえあれば借りられます。市役所でも県庁でも、中小機構でもどこでも良いので

「不況で売上げが落ちています。お金貸してください」

と言うと、適切な制度を紹介してもらえます。

 

ただし、お金を借りて生き延びた後の会社の姿がちゃんとイメージできる人だけにしておいたほうが良いと思います。

何が何でも絶対倒産しない

という気合いがなければ、やはり早めに倒産して次の道を探した方がすべてにおいて良いと思います。

薄給旦那倶楽部

最近の妻の交友関係を見たときに共通点があります。ずばり、

旦那がそんなに稼いでいない

という点です(妻の友人の皆さんゴメンなさい)。

 

名付けて「薄給旦那倶楽部」。

うちの妻が代表幹事です。

 

入会条件は以下の通りです。

  • 旦那さんの給料が少ない(一家全体の収入が少ない)
  • そのことを本人が気にしていない(むしろネタにしている)
  • そのことを旦那さんも気にしていない(むしろネタにしている)
  • 家計のやりくりがうまい(物を買わなくても生きていける)
  • 夫婦の仲がよい
  • 一家全体が幸せ
  • 何となく将来には不安を抱いていない(むしろ希望に満ちている)

ポイントは、幸せであるというところです。幸せであるので、収入が少ないことを恥ずかしいと思っていないので、給料明細を会員同士で見せたり「見せられる給料明細があるだけましよ。うちは先月給料でてないし」みたいな会話を笑いながらできます。

 

子供にも

「勉強しなさい!勉強しないとお父さんみたいになっちゃうよ!」

なんてことは決して言いません。どちらかといえば

「あんまり勉強しすぎると、お父さんみたいになれないよ」

と言います。

 

生活においての問題は、収入が少ないことではなくて、収入が少ないとダメだと考えてしまうことです。

話しが一気に大きくなりますが、現在の日本経済の問題点も、景気が悪いことではなくて、景気が悪いと考えて消費が落ち込みすぎることです。ちょっとでもお金を持っている人は、(日本経済のために)もっと消費しましょう!

 

 

野菜を大量に頂きました

滋賀県で農業をされているKさんがみえて、大量に野菜を頂きました。

 

毎回、遠路わざわざ来てもらいながら、大量に野菜を頂いていて本当に恐縮します。悪代官のようです。

 

数時間、いろいろなことをざっくばらんに話をして、結局、一言で言えば「何か一緒にやりたいねぇ」というのが今回の結論(?)です。

 

現在、国が進める農商工連携という枠組みがあって、農業従事者と中小企業などが一緒に事業をすることに、国からの支援もあります。Kさんは、数年前に突然(ではないかもしれませんが)農業をはじめられた人で、先祖代々田んぼを受け継いでいるから、農業をやっています、という人とは信念も気合いも違います。

私は世の中には、「おもしろいひと」と「おもしろくないひと」という2種類の人しかいないと思っていますが、Kさんは断然おもしろい人です。

 

おもしろい人と一緒に活動ができるのはとてもおもしろいので、ぜひ、何か一緒にやってゆけたらと思っています。

 

ちなみに、いただいた野菜ですが、早速我が家の食卓に乗りまくっています。ほうれん草、小松菜などとてもおいしいです。本当にありがとうございました。

どんなものなのかが知りたい

私は基本的に何でも自分でやってみたいと思う人です。

どんなものなのかが知りたい。ずっとそれをやり続けるかどうかは別としても、1回はやってみないとおもしろいのかどうかも分からないから、とにかく何でもやってみたいと思っています。

  • 裁判員
  • 警察官
  • 公務員となって育児休暇を取得
  • 保育士
  • 漁師
  • 宇宙旅行
  • 大道芸人
  • 議員
  • 大企業の社長
  • 飲食店店長
  • 六本木ヒルズでの生活
  • 刑務所での生活(罪人になりたいわけではありません)
  • 日曜大工で部屋の増築

などなどなど、書き出したらきりがありません。一回だけ体験したいものから、数年以上の単位で体験したいものまでいろいろですが、とにかく、どんなものなのかを体験することにとても興味があります。

実際は、いろいろな制限でできないことが多いのですが、何かそれが体験できるようなこと、例えそれが疑似体験であってもできそうであれば喜んで体験します。

 

裁判員など、お金をもらって体験できるようなものは喜んで参加すると思います。その制度がよいのか悪いのか、そう言うことを判断するためにも実際にやってみることはとても重要ですし、何よりも裁判所がどんな風になっているのか見てみたい、知りたいというのが最大の理由です。

 

ところが、先日、ある人が「裁判員候補者リストに載った。たいへんだ。どうしよう。こまった。」とものすごく神妙に打ち明けられました。私としてはそのときは状況がよく理解できなかったので、帰宅してから妻に

「なんで○○さんは、困ったことになったって言うの?裁判員になれるかもしれないなんて超おもしろそうやん?」

と聞きました。すると妻からは、

「普通は、そう言うものに選ばれると困るの」

と言われ、ますます分からなくなり

「何が困るの?仕事にも影響なくて、しかも、お金がもらえるし。裁判所の食堂でご飯も食べられるかもしれんし。」

と言うと

「世の中の大半の人は、そんな気楽に考えないの!」

というような会話が続き、結局私としてはあまり納得できなかったのですが、そう言うものなのだと理解することにしました。

 

妻は最近、私の「おもしろそう。興味がある。見てみたい。やってみたい」という欲求が理解できるようになってきたようで、変なことに挑戦していることを不思議だと思わないようになってきたようですが、世の中ではなかなか理解されないことなのだという認識は持ち続けた方が良いのかなとも思います。