今日から一人の寂しい夜

昨日まで二人だった夜の時間が、今日からは一人です。
と言っても艶めかしい話ではありません。今日、出産のため入院していた妻が退院して、娘と一緒に実家に行ったのです。つまり、これまで一週間二人で過ごしていた、娘が母と実家に行ったと言うことです。
2歳の娘は、妻が入院するまでは妻と一緒でないと寝られませんでした。心配していたのですが、実際に妻が入院すると、私と二人でぐずらずに寝ることができました。約一週間ですが、はじめて二人だけで過ごすことができました。
 出産に立ち会った為か、とにかく自分の母親がただごとではないことは理解しているようで、病院にお見舞いに行っている時以外は、ほとんど母のことは言わず、その代わり、四六時中「とーちゃん」「とーちゃん」と私についてまわっていました。今日からは、四六時中まとわりついてくれる娘はいません。

あっという間に生まれました

今朝、2人目の娘が生まれました。入院して45分での出産、分娩台に上っていたのも30分くらいでした。驚くほどの安産でした。1人目の時は、入院して16時間、分娩台の上にも5時間ほどいたので、本当にびっくりしました。
二人目は早くなるとは聞いていたのですが、ここまで早まるとは想像していなかったので、未明に妻が「陣痛はじまったみたい」の言葉にも、それほど慌てず、まぁ病院の通常の診察開始時間(9:00)過ぎに入院して、昼ぐらいに出産だろうと思っていました。妻も、洗濯をしたり家の片づけをしたりしていましたが、なんとなく陣痛の間隔が早い気がすると言うので、病院に電話をして6時頃に出発しました。そのときもまだ、午前中に生まれるかなという程度に思っていたのですが、病院に着いたときにはもう、歩けない位になっており、おやっ?と思っていたら、あれよあれよという間に、生まれてしまったのでした。

家を出るのが30分遅くなっていたら、車の中で生まれそうになっていたかもしれません。後から思うとちょっとぞっとします。